不思議!なぜ日本では「最低3年」という格言が存在するのか?

2023-07-13

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こんにちは、爽です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

本日12/28(月)は外国人の新規入国制限、GoToトラベルの一時停止など、コロナ禍による影響でますます経済活動に影響が出てきそうなニュースが相次いでいます。
就職市場&転職市場に少なからず影響を与えそうですが、体に気をつけて前向きに頑張って頂ければと思います。

さて、この記事ではよく「新卒で入った企業には最低3年は頑張るべき」というよく聞く格言(?)的なものについて考察していきます。
若くして転職した筆者にはまさに呪いの言葉のように聞こえますが、この言葉の意味することとは?そして、結局「最低3年」は頑張った方がいいの?という疑問にも私なりの回答を提示したいと思います。

■この記事の対象読者
・辛くても入社した企業では「最低3年」は頑張ろうと考えている方
・なぜ、「最低3年」という格言がはびこっているのか興味がある方

「最低3年」と言われてる理由を知ることで、本当に今の企業で3年は頑張るべきかを考えるきっかけになればと思います。

それではどうぞ!

「最低3年」という格言の意味するところ

まず、私なりに世間一般で何なぜ「最低3年」と言われるか、考察してみました。

考察①:同じ企業である程度の期間を働くことで何かが見えてくる

これは私も多少あるかなと同意します。

例えば入社1年目は何でも教わる立場だと思いますが、2年目にもなると後輩に教える立場になり、3年目には仕事を1人で回せるようになり、企業の利益向上に貢献できるようになります。
その結果、社会人3年目にもなると入社時より、企業全体、社会人としての振る舞い方、人との接し方、業務知識の向上など何かしら色々見えてきます。
ただ、上記の視野の広がりについては、別にその企業でなくて他の企業で働いたとしても結局同じことが言えると思います。

ですので、最初に入社した企業で3年頑張る必要性は全くないと考えます。

考察②:社会人としての信頼性が疑われる

やたら職歴が短いと「この人すぐに辞める人なんじゃないかな」って思われたりすることもやっぱりあると思います。

ただ、これも職歴が短い企業が数社だったら気になりませんし、辞めた理由が妥当でそれを面接で説明できれば全く問題ありません。

考察③:新卒で雇ってくれた企業に失礼

採用はとにかく時間もコストもかかります。特に元採用担当の友人の話によると、新卒採用については「鬼のような忙しさ」らしいです。また、入社後の研修も相当な時間とコストがかかっています。
ですので、将来のポテンシャルにだけ期待して、莫大なリソースを投じた人材に辞められると、企業としては大損害を被るわけです。

ただし、こう言ったら企業の採用担当の方に怒られるかもしれませんが、私は一人一人がもっと自分本位に生きて良いと思っています。

新卒で入社した企業が魅力がなかった、希望の部署に配属されない、職場関係が悪い、などなど、色々企業への不満はあると思いますが、悪いのは貴方だけでなく、企業にも責任の一端はあると思うのです。
それに企業は経営状態が悪くなったら、一昔前の電機メーカーのように平気で人を切りますので、高い忠誠心も持つ必要はありませんw

従って、入社数年で企業を辞めることに対して後ろめたさを持つ必要は全くありません。

結局「最低3年」は頑張った方がいいの?

上記で考察してきたように、私は「最低3年」という言葉には否定的で、悩むくらいならすぐにでも転職すべきと考えています。

また、そう考える理由も以前の記事でお伝えしているのですが、私の場合は以下3点となります。

  1. 前職の職種に縛られない
  2. 新卒とほぼ同じ待遇を受けられることが多い
  3. 年収UP

世間体もあり、若いうちからの転職ってどうしても勇気がいるものですが、一歩踏み出すことを恐れず、もっと自分本位に行動してもいいと私は思っています!

入社数年で企業を辞める場合は計画的に

ただ、よほど自信がない限り、次の働き先が決まらないうちに辞めるのは良くないです。(あえて自分から背水の陣に持ってくという考え方もありますがw)

まずは辞めることを企業に報告する前に、本当に辞めるべきなのか、もし辞めるとしたらどんなスケジュール感で動くのか、そもそも今の仕事と並行できるんだっけ?など、身近な人や転職エージェントと相談した上で計画性を持って行動するべきです。
1回辞めますって言ったらもう撤回できませんからねw

まとめ

ということで、今回は「最低3年」の言葉の考察と「最低3年」は頑張るべきなのかという疑問について、私なりに意見を執筆しました。

なお、以下の記事で転活で役に立つサービスを転職エージェントも含めて紹介しているので、よろしければ参考にしてください。

この記事が若くして転職活動を考えている方にとって少しでも助力になれば幸いです。