【2023年】商船三井の中途採用体験談(二次面接・適正テスト(GATB))

2023-07-25

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こんにちは、爽です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

「商船三井の転職に興味があるが、どのように進めれば分からない」
「受験前にどのような選考内容か知っておきたい」

この記事では商船三井の陸上総合職の転職活動の進め方と選考内容を体験談交えてお伝えします。

※こちらの記事は2023年の情報となりますので、閲覧時点では情報が古い可能性があります。ご注意ください。

商船三井の選考フローは下記となります。

商船三井の選考フロー

>エントリー→書類選考→Webテスト(玉手箱)

→一次面接→二次面接・適正テスト(GATB)→最終面接→内定

今回は二次面接の体験談です。一次面接の体験談はこちら。


なお、私は商船三井についてはビズリーチからスカウトされたエージェント経由で受験をしました。

実際に体験している内容となりますので、商船三井の中途採用対策に困っている方はぜひ参考にしてみてください。

■この記事の対象読者
・商船三井の中途採用を受けようと考えている方

それではどうぞ!

選考対策

一次面接通過後は、虎ノ門にある本社にて二次面接(30分)→適正テスト(GATB1時間程度)の順番で待ち時間含めると約2時間という長丁場の選考が平日に行われました。
私は現職で働きながらの受験でしたので、移動時間を含めると午後休を取得する必要がありました。

ちなみに私が受験した時は夏場でしたので、流石にスーツとネクタイをして移動は暑かったので、少し早めに行って会社前にある複合施設で服装を整えました。

なお、最初だと入り口が非常に分かりづらいので時間に余裕を持って現地に赴くことをお勧めします!

二次面接

エージェントからの情報によると基本的には一次面接と問われることは変わらないということだったので、一次面接の時にまとめたQAと中期経営計画などを前日に読み込むくらいで特別なことはしませんでした。

現地に着くと中途採用の受付の女性社員の方がいらっしゃったので、その方に名前をお伝えして、待合室にご案内いただきました。
なお、私が見る限り、同じ時間帯に4名ほど受験者がおり、面接日程も1週間くらい用意されていたので、かなりの数の方が受けていたのでは、と推察しています。さすが人気の大手日系企業です。

さて、しばらく待つと面接官がいらっしゃる別室に案内をされました。いよいよ面接です!

面接形式・雰囲気

1対1の面接形式で時間は30分でした。
面接官の方の自己紹介がないので名前や役職が分かりませんが、おそらく40代中盤くらいの人事ではない現場社員のリーダークラスの方だったと思います。
にこやかな方でしたが役職の方だと思われるので少し緊張感がありました。

面接内容

質問一覧

他社選考状況

好きな船の種類(コンテナ船とか商船三井の事業領域のもの)

現職の経験の深掘り

入ってからやりたい仕事

現職の経験をどう活かせるか

現職の仕事の中で特異なものがあれば説明

向いていない仕事とその理由

紙を渡され、「協調型」、「調整型」、「リーダー型」などの選択肢の中から自分の型を2つ選び、それがなぜかを説明

逆質問

エージェントからの前情報とは違い、一次面接の時とはかなり異なる面接内容でした。もしかしたら毎年評価ポイントを変えているのかもしれません。
一次面接ではどちらかというと会話形式で言葉のキャッチボールをしている感があり、基本的なコミュニケーションが取れるか、人柄はどうかなどをみている様な感じでしたが、二次面接は言葉のノックを浴びせ、回答の瞬発力と思考力の深さを問うような内容だったように思います。逆に転職理由とか志望理由は一切聞かれませんでした。

実際、上記のような質問の後に必ず理由を面接官が納得いくまで質問を深掘りされました。
従って、二次面接に向けては、自己分析を自分でしっかりと行うことで質問に矛盾が発生しないように回答する準備が必要かと思いました。私の場合、面接官の質問に対してなるべくテンポよく回答する様に心がけましたが、納得いく答えを回答できたか正直不安で手応えは全くありませんでした。

そして30分とは思えないくらいあっという間に面接の時間が終わりました。結果は3週間以内に伝えるとのことでした。

さて、次は適正テスト(GATB)です。

適正テスト(GATB)

面接が終わって待合室で少し休憩した後、また適正テストの受験のために別室に案内されました。

エージェントからの事前情報によるとGATBというものらしいが特に対策は不要ということだったので、その言葉を信じて私は何も勉強しませんでした。

・概要

GATBとは厚生労働省が作成している職業適性検査らしく、詳しくは以下に詳細が載っています。
・GATB:https://www.jil.go.jp/institute/seika/tools/GATB.html

案内された別室に試験官らしき女性社員の方がいらっしゃり、その隣には懐かしい大きなラジカセが置いてありました。また、私の席の前には試験用紙と面接が数本用意されていました。
どうやらそのラジカセから試験の指示が出され、その試験指示を聞きながら試験問題を解くとのことでした。

・試験内容

試験内容はSPIでいう言語と非言語の2通りあり、大問は全部で10問くらいあったと思います。試験の流れとしては各大問で最初にラジカセの指示に従って練習問題を解いた後、本番の問題をラジカセの開始と終了の合図があるまでひたすら解きまくるというものでした。
大問によって簡単なものもあれば、難しいものもあり、特に空間把握系は難しかった記憶があるので、何かしらのWebテストの勉強をしていないと少し不安になるかもしれません。
試験時間はおそらく1時間ほどだったと思います。

なおこれは完全に余談ですが、テストを全て終えたと思った後、試験官の方から特に何も声かけがなかったので、2分ほど待ちました、が特に何も起きません。
沈黙に耐えかね、試験官に試験終了した旨を伝えるとどうやら仕事に集中していたようで、終わったことに気づいていなかった様です。よくドッキリであるような、何か異常事態が起きた場合、次のアクションを取るまでどれくらいの時間がかかるかを試されているのかと思いました。笑

結果

手応えは全くなかったので期待していなかったのと一次面接と違って即日で連絡が来なかったので落ちたと思いましたが、4営業日後に企業から合格通知及び、最終面接の案内が来ました。その後、エージェントも合格を知ったようですぐ連絡と最終面接の詳細を送ってくれました。

なお、エージェントからの情報によると次回選考時に最終面接の前に福利厚生の説明と条件面談も行われるとのことだったので、ほぼ意思確認のみの面接なんじゃないかと思い、もうほぼ受かった気でいたのを覚えています。(最終的に落ちてしまいましたが、、)

まとめ

ということで、今回は商船三井の二次面接の選考内容を体験談交えてお伝えしました。
何事も事前準備が大事だと思いますが、エージェント経由で受験することで事前準備を周到に行うことが可能です。
商船三井に限らず、これから各企業への応募を考えている方はぜひ、エージェント経由での応募も検討してみてください。エージェントを利用すると選考前に選考に関する情報を共有してもらえるので、直接応募するよりは選考対策が捗るかと思います。

以上、商船三井の二次面接の体験談でした!
最終面接の体験談は以下となります。