【2023年】商船三井の中途採用体験談(最終面接)
こんにちは、爽です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
「商船三井の転職に興味があるが、どのように進めれば分からない」
「受験前にどのような選考内容か知っておきたい」
この記事では商船三井の転職活動の進め方と選考内容を体験談交えてお伝えします。
※こちらの記事は2023年の情報となりますので、閲覧時点では情報が古い可能性があります。ご注意ください。
商船三井の選考フローは下記となります。
>エントリー→書類選考→Webテスト(玉手箱)
→一次面接→二次面接・適正テスト(GATB)→最終面接→内定
今回はいよいよ最終面接の体験談です。一次面接と二次面接の体験談はこちら。
なお、私は商船三井についてはビズリーチからスカウトされたエージェント経由で受験をしました。
実際に体験している内容となりますので、商船三井の中途採用対策に困っている方はぜひ参考にしてみてください。
■この記事の対象読者
・商船三井の中途採用を受けようと考えている方
それではどうぞ!
選考対策
二次面接通過後は虎ノ門にある本社にて条件面談(30分)→最終面接(30分)の順番で約1時間の内容で平日に行われました。
最終面接前に条件面談があるということで、ほぼ内定を確信していましたが、油断はできない性格なので程よいせい緊張感で選考に臨みました!
通常、最終面接通過後に条件面談があると思われるので、少し珍しい選考内容かもしれません。
事前に条件を教えてもらうことで比較検討の材料が揃うのは受験者にとってはメリットですね。
条件面談
エージェントからの情報によると年収交渉以外は何を聞いても構わない場だと聞いていたので、予め質問内容を考えてから臨みました。
まず現地に着くと二次面接の時と同じ女性社員の方がいらっしゃったので、その方に名前をお伝えして、待合室にご案内いただきました。
二次面接の時は同じ時間帯に結構受験者を見ましたが、この日は私が確認した限りは私しかいませんでした。
さて、しばらく待つと入社後の待遇をご説明いただく人事の方がいらっしゃる別室に案内をされました。
条件面談の時は概ね下記の内容をご説明いただきました。残念ながらこの時点では書面で渡せないということでしたので、メモした内容となります。
入社時期(基本的には10/1)
意思決定期限(8月中旬だが入社時期によって相談可)
勤務時間(9:00-17:00でフレックス制度)
休暇制度(有給、育休、介護休暇など)
年金制度
住宅制度(単身者には寮、妻帯者には社宅制度有)
給与(賞与込みで年収900万程度だが業績によって変動)
やはり大手企業であるので基本的な休暇制度や福利厚生は整備されている印象でした。
地味に驚いたのは募集要項には10/1入社と記載がありましたが、10/1入社は必ずしもマストではないということと、入社の意思決定は最遅で8月中旬ごろまで待ってくれるという点でした。大手企業は入社後研修とか手続きを一括でやる都合上、その様な融通は効きづらいかと思いましたが、入社時期はかなり柔軟にご対応頂ける印象です。
そして気になる年収ですがこれまでの経験や年次によるのでしょうが、私の場合は賞与込みで年収約900万程度を提示いただきました。この900万は正式な提示ではありませんが、提示された月収と賞与を年6ヶ月分もらえる前提で試算しています。更に賞与は業績が悪くても年6ヶ月分は出ているということだったので、業績が良い場合は賞与次第で1000万も突破しそうな雰囲気です。
ちなみにコロナ禍の海運バブルで商船三井は賞与の平均が500万だった年もあるそうです。利益を積極的に還元する従業員を大切にする風土が伺えます。
この他に副業制度についての質問と自己啓発の質問をしたところ、
・副業は可(社内規定有で別途申請必要)
・自己啓発についてはUdemyが全社員無料で自己学習可能
とのことでした。Udemyは私も利用しているので学習環境も非常に魅力的でした。Udemyについては下記の記事でまとめています。
最終面接
さて、条件面談が和やかに終わり、次はいよいよ最終面接です!
エージェントからの情報によると最終面接も基本的には一次面接、二次面接と問われることは変わらないということだったので、やはり一次面接の時にまとめたQAと中期経営計画などを前日に読み込むくらいで特別なことはしませんでした。
面接形式・雰囲気
3対1の面接形式で時間は30分でした。
やはり面接官の方の自己紹介がなかったのですが、エージェントからの情報によると役員クラスの方が2名と人事の部長とのことでした。
雰囲気は部屋が役員クラスの方が会議で使うような立派な大きな部屋で、3対1ということでやや緊張感がありましたが割とフランクな場だったと思います。
面接内容
自己PR
なぜ海運か
志望理由
好きな船の種類(コンテナ船とか商船三井の事業領域のもの)
現職の経験の深掘り
入ってからやりたい仕事
現職の経験をどう活かせるか
社風を知るためにインターネット以外の情報で何かアクションを取ったか
就職留年したのはなぜか
学生時代にどの様な立ち振る舞いをしてきたか(リーダー、調整役、企画など)
管理職か専門職どちらで働きたいか
逆質問
基本的にはベーシックな質問で会話で面接が進んでいく形でした。
印象的な質問は8番目の「社風を知るためにインターネット以外の情報で何かアクションを取ったか」については想定外の質問で、正直何もしていなかったので素直にそこは答えました。
あと、私は就職留年をしているので、そこの説明も求められました。
また、学生時代の立ち振る舞いに聞かれたのも想定外で、一部二次面接の時と矛盾する回答をしてしまったので、そこでツッコミが入ったのを覚えています。
最後に管理職か専門職どちらを目指したいか聞かれました。
陸上総合職はジョブローテーションが基本ですが、質問の背景として専門職の社員も積極的に育成しているということだったので、どちらか知りたいということでした。
最終面接もエージェントからの前情報と違い、想定外の質問が多かったですが落ち着いていれば答えられたかもしれません。私は残念ながら少し焦ってしまい、答えに窮することがあったかと思います。
従って、最終面接に向けては、二次面接と同様に学生時代まで遡って自己分析を自分でしっかりと行うことで質問に矛盾が発生しないように回答する準備が必要かと思いました。あと、8番目の質問に関連して、コロナが明けたので、例えばOB訪問を行うことで志望度の高さを見せられるかと思います。
さて、あっという間に30分が終わり、答えに窮することはありましたが、答えられるところはしっかり答えられたので、正直自分の中では5分5分の印象でした。あとは結果を待つのみです。
結果
二次面接同様に即日ではなかったので不安の中で待ちました。
そして3営業日後、エージェントから電話で残念ながらお見送りとの連絡を受けました。なお、不合格理由は非開示ということでなぜ落ちたかは分かりません。落ちたからにはそこが1番知りたいのですが致し方ありません。。
商船三井に関しては面接を通じて志望度が上がっていたのと、同日に同じく志望度高めの総合デベロッパーのお見送り連絡も受けたので、ダブルパンチでショックを受け、正直2日は上の空だったと思います。笑
残念ですが今回はご縁がありませんでしたが、来年再チャレンジ可能であれば挑戦したいと思います!
まとめ
ということで、今回は商船三井の最終面接の選考内容を体験談交えてお伝えしました。
今回は残念ながらご縁がありませんでしたが、来年またチャレンジしたら体験談を載せたいと思います!
なお、商船三井に限らず、これから各企業への応募を考えている方はぜひ、エージェント経由での応募も検討してみてください。エージェントを利用すると選考前に選考に関する情報を共有してもらえるので、直接応募するよりは選考対策が捗るかと思います。
以上、商船三井の最終面接の体験談でした!