実は簡単!自己PRを作るときの3ステップを例文を交えて解説!
こんにちは、爽です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
この記事では就活をしていても転活をしていても、志望理由と同じくらい質問される自己PRをどのように作ればいいかを解説します。また、自己PRはただ作ればいいというものではなく、その自己PRからあなたがどのように志望企業に貢献できるかまでを短時間で伝える必要があります。
今回は自己PRを作るときの考え方について伝授していこうと思います!
■この記事の対象読者
・自己PRを作るための考え方が分からない方
・自分にPRすることなんてないんじゃないかと考えている方
・面接で自己PRのウケがなんとなく悪いと感じている方
それではどうぞ!
自己PRって?
自己PRとは端的に言えば、あなたが面接官に最も伝えたいあなたのセールスポイントを論理的な文章にしたものです。
企業によりますが、自己PRは面接の最初で自己紹介と一緒に聞かれることが多く、その尺は1分程度が一般的です。
面接官はこの自己PRの内容とそれを話しているあなたの姿から、あなたがどんな人間なのかを想像する為、自己PRは何度も練習してスラスラあなたらしく話せるようにしておきましょう!
自己PRを作るときのステップ
以下から具体的にどのように自己PRを作成すれば良いかをお伝えします。
そのステップを端的にお伝えすると以下の3ステップとなります。
自己分析を通じてあなたの強みを知る
志望する企業もしくは職種で活かせそうな強みをピックアップする
1分程度の文章に落とし込む
では順を追って説明していきます。
ステップ1.自己分析を通じてあなたの強みを知る
私が過去に執筆した記事にも記載しましたが、就活の始まりは自己分析をすることからです。
自己分析をすることで、過去・現在の経験からあなたが人との関わりの中でどのような価値を提供してきたのかを振り返ってみてください。
価値というと少し大袈裟かもしれませんが、要は数多ある経験の中であなたがどのような役割を担ってきて、どのような個性を発揮してきたか、を知ることと言い換えてもいいかもしれません。
この自己分析の方法については、本やネットの情報が巷に溢れているので私から詳細にはここで触れません。
以前の記事で自己分析をする時のマインドと私の強み・志向も執筆しているのでよければ参考にしてください。
ちなみに、強みを洗い出すときのアドバイスとしては以下の2点です。
ほんとに強みなのかな?と思うものもまずは全部リストアップする
もし何も強みが見つからないのだったら、実際に何かを経験することで強みを既成事実化しちゃう(就活生のみ)
アドバイス①:ほんとに強みなのかな?と思うものもまずは全部リストアップする
1点目については、せっかく思いついたあなたの強みをリストアップせずにいると忘れてしまう恐れがある為です。
そしてそれを忘れてしまうと、あなたの可能性を狭めてしまう一因にもなります。
アドバイス②:もし何も強みが見つからないのだったら、実際に何かを経験することで強みを既成事実化しちゃう(就活生のみ)
2点目は就活生向けの最終手段ですw
転職者は現職で仕事を頑張っているはずなので、何かしらアピールすることはあると思ってます。
志向は考え方や意思決定のクセなので、高い確率で何かしら思い浮かぶと思うのですが、強みに関しては学業も部活もサークルもバイトもその他一般的な学生がしていそうなことを何もやっていないと、本当に何もない可能性があるかもしれません。
そのような場合は就活が始まってからでも遅くはないので何か行動を起こして強みを作りましょう。
例えば、資格取得の勉強を始めたなら「向上心」、一人で急にフラっと海外に弾丸で行ったなら「行動力」、自分の専攻と異なる学問を学び始めたのなら「好奇心旺盛」など、それぞれアピールできると思います。
だから、何もない人は今すぐに何か行動を起こしてくださいw
ステップ2.志望する企業もしくは職種で活かせそうな強みをピックアップする
自己分析ができたら次はリストアップした強みの中から、志望する企業もしくは職種いずれかで活かせそうな強みをピックアップしましょう。
なぜなら面接官はあなたの強みがその企業でどのように活かせるかをイメージしながら面接をするからです。
逆に志望する企業/職種とあまり関係なさそうな強みをアピールされても、面接官はあなたが企業で活躍するイメージを描きづらいです。
例えば以下のような感じで志望する企業/職種の特性と強みをマッピングしてみるといいと思います。
・企業
今まさにグローバル化を推進しようとしている企業、ベンチャー企業▶︎チャレンジ精神、行動力
IT企業、コンサルティングファーム▶︎向上心、好奇心旺盛
中堅企業、中小企業▶︎主体性
金融業▶︎几帳面、責任感が強い
・職種
営業▶︎社交性、忍耐力、目標を達成する力
SE▶︎慎重、真面目、向上心、集中力
コンサルタント▶︎主体性、論理性、臨機応変
デザイナー▶︎想像力が豊か、協調性
バックオフィス▶︎集中力、忍耐力、慎重
ご参考まで。
ステップ3.1分程度の文章に落とし込む
企業または職種の特性とあなたの強みをマッピングできたら後は1分程度の文章に落とし込むだけです
1分のスピーチは文字数にすると約300文字です。
また、用意する自己PR文は5個くらいあると理想です。
私は転活中に強みと弱みを5個ずつ聞かれたことがある為です。
自己PR文の作り方は以下の通りとしてください。
あなたの強みを冒頭に持ってくる
強みを裏付けるエピソードを次に据える
貴社でその強みをどのように活かすかまでで締める
社会人の話し方の基本は結論→理由です。
これができてないと面接官はどこであなたの強みが出てくるんだろうと待ち構える必要があり、他の話が入ってきづらいです。
次に冒頭で強み(結論)を伝えたのならば、それを裏付けるエピソード(理由)を述べます。
簡単なようですが、これでもう論理的に話すことができており、社会人の基礎ができていると認めて貰えます。
最後にあなたの強みがその企業/職種でどのように活用できるかまでを語るようにしてください。
これを語ることで面接官はあなたが企業で働くイメージを描けます。
以下に私が就活の時に使っていた自己PR文を載せておきますので参考にしてください。
(あなたの強み)私は人と信頼関係を構築することに関して自信があります。
(強みを裏付けるエピソード)と言いますのも、現在従事している営業のアルバイトでの経験を通してそのように言うことができます。私は営業として商材の内容を説明する際には、お客様がその商材を本当に購入すべきかどうかを第一に考えておりました。その為、購入したらどのような効果が見込めるか、また、他社製品と比べてメリットだけでなく、デメリットもお伝えするように心掛けておりました。その結果、お客様から引き合いのご相談を頂くことも増え、次に購入の際も担当者として私を指名して頂くこともありました。
(貴社でどのように強みを活かすか)貴社でもこの経験を活かして、常に顧客目線で物事を考えることで、最も信頼される営業担当になりたいと考えております。
最後に個人的にあまり使わない方がいいと考える自己PRのネタも載せておきます。
社会人として一般的なルール(早起きできる、時間を守れるなど)
社会の規律を乱すような武勇伝
コミュニケーション能力
NG例①:社会人として一般的なルール
これは社会人なら誰しも当たり前に実行していることですので、わざわざアピールすべきではないことです。
NG例②:社会の規律を乱すような武勇伝
2番目については言わずもがなだと思いますが、念の為。
例えば「10対10で大乱闘したことがあるので体力に自信がある」とか。
NG例③:コミュニケーション能力
最後は難しいですが個人的にはアピールするのはやめた方がいいかなと思います。
なぜならコミュニケーション能力は人によって定義が曖昧だからです。
論理的に話すことがコミュニケーションだと思う人がいれば、相手を説得させる力があることがコミュニケーションだと思う人もいるかもしれません。または他者を巻き込んで物事を進められる力がコミュニケーション能力だ、という人もいると思います。
なので、コミュニケーション能力に関することをアピールする場合は、「論理性」、「説得力のある話し方ができる」、「他者を巻き込むことができる」など、より一歩深堀したワードで自己PRした方がいいと思います。
まとめ
ということで、今回は自己PRの作り方を例文付きで解説しました。
この記事を読むことで、より効果的な自己PRを作れるようになって頂ければ幸いです。
また、
なお、以下の記事で就活生の方と転職活動している方それぞれにとって役に立つサービスを紹介しているので、こちらも是非ご覧ください。
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