本命企業への入社の可能性を高める方法その②(就職留年編)

2023-07-20

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こんにちは、爽です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

前回の記事で内定競争率が非常に高いと予想される本命の大手企業・優良企業への入社の可能性を少しでも高める方法の第一弾を執筆しました。この記事ではその第二弾をご紹介いたします。

今回執筆する方法は私自身の話ではないのですが、私の友人から聞いた本当の話をお伝えします。本命の大手企業・優良企業へどうしても入社したい!と考えている方はぜひ参考にしてくださいね。※
※特定を避けるため、一部フェイクを入れますが本筋の話は変わりません。

■この記事の対象読者
・大手企業・優良企業へ就職したいが、自分のスペックでは入社は難しいと考えている方
・大手企業・優良企業への就職を諦めている方
・就活で満足する結果を得られなかった方

それではどうぞ!

就職留年とは?

まず初めに就職留年の定義について少し触れておきます。就職留年とは、
「新卒カードを保持する為に大学の単位を敢えて落とすことで、大学に残留し、翌年度に再度、1年下の就活生に混じって就職活動をすること」です。

この就職留年は敢えて大学の単位を落とすことがミソで、大学によっては卒業に必要な単位を全て取得してしまうと、強制的に卒業させられてしまうところもあります。
そうした場合、企業はあなたを既卒としてみなします。
たった1年の差ですが、既卒になると新卒として扱ってもらえない為、新卒としての就職活動は不可能です。
これは絶対に留意しておいてください。

ですので、最初の就活に失敗し、翌年度にまた新卒として就活をしたい場合は就職留年を選ぶ必要があります。

本命企業への入社の可能性を高める3つのSTEP

以下から具体的にどのように就活を進めれば良いかをお伝えします。

その方法を端的にお伝えすると
「最初の就活であなたが入社したい大手企業・優良企業を必ず受験し、その企業に落ちても翌年の新卒採用で再度受験する方法」です。

では順を追って説明していきます。

STEP1.就活時に自己分析と企業研究を通じて本命企業を徹底的にリサーチする

これは第一弾の時と全く同じですので、本命企業の選定のポイントだけをお伝えしますと、
「自己分析の結果と企業の企業理念や事業内容、社風などを総合的に鑑みて、その企業ならあなたが5年先も、10年先も、その先もずっとイキイキと輝いている姿を想像できるかどうか」がポイントです。

前回の記事も以下に掲載しますので参考にしてください。

また、今回の記事では具体例も交えながら解説することで進め方のイメージをつけて頂きたいと思います。
具体例として、私が最初の就活の時に本命企業の一つとしていた東急電鉄株式会社(以下、東急電鉄)を志望した前提で話を進めます。
一応補足しておきますと、東急電鉄は東急グループの中核企業の1つとして交通事業、不動産事業、ホテル・リゾート事業などを手がける超優良企業です。

STEP2.就職したい企業が中途採用をしているのかどうか確認する

これも第一弾と全く同じステップです。

しかし、第一弾では本命企業は将来的に中途採用を募集する見込みがある前提でしたが、今回の例の東急電鉄は中途採用を募集することは滅多にありません。
なぜなら超優良企業の為、離職率が低いことと、事業の競争性が高いことから人材を流動させる必要性があまりない為です。
実際に2021年1月6日時点では中途採用の求人は出ていませんでした。

その為、こういった特殊な企業については第一弾の記事でご紹介したような方法は使えません。

STEP3.本気で本命企業を受験する

じゃあどうすればいいかというと、こういった企業の場合はガチで内定を取りに行くしかありません。

本気で受ければ意外と私のような低スペック人間でもやれるもので、当時は東急電鉄の最終面接まで辿り着くことができました。
結果、最後の最後で落ちてしまいましたが。。w

ということで、ここまでのステップでは当たり前の話が続いていたのですが、次からが普通の就活とはちょっと違ってきます。

STEP4.就職留年を決めた後も本命企業の企業研究を続け、自身も成長し続ける

さて、本命企業にも落ちてしまいましたが、その後どうすれば良いでしょうか。

どうしても東急電鉄のような中途採用枠が少ない超優良企業への就職をするにはただ一つ、就職留年を決断し、新卒カードを保持し続けるしかないのです。
つまり、就職活動中にどこかしらの企業から内定をもらったのであれば、その内定をお断りして、翌年度に再度同じ本命企業を受験するということです。

ただし、この判断は必ず周囲の人と相談し、自分が納得してからに行うようにしてください。当然、翌年度は最初の就活と同じように内定を獲得できる訳ではない為です。

なお、就職留年については以下の記事が参考になると思います。

また、就職留年を決めたからといって、現状の力ではその企業に合格できる力がない訳ですから、引き続き命企業の企業研究を続け、自身も成長し続けることが必要です。それも他の人が誰もやっていないような方法をとったほうがいいです。

例えば東急電鉄の企業研究をする場合、以下のような方法があると思います。

  • 実際に東急沿線沿いに住んで東急グループのサービスをとことん使ってみる
  • 東急沿線沿いの街を巡ってどうすれば沿線が更に活性化するか考える
  • IRから中長期戦略から見える企業の課題を構造化し、どうすれば解決できるか考える

また、成長の方法としては、

  • 宅建を取る
  • 東急グループが手がける海外の街を肌で感じる為、一人でバックパックしてみる

とかが挙げられますかね。

もし就職留年を決意し、翌年度も本命企業を受験するなら、他の学生よりは1年多く企業を研究し、また、その企業が求めるであろう成長を遂げている必要があります。
めちゃくちゃ頑張る必要がありますが、この先40年以上の社会人生活を考えれば、1年の頑張りくらい耐えられると信じています。

STEP5.翌年度に本命企業の新卒採用に再チャレンジ!

そして、1年間みっちり企業研究を続け、自身も昨年度よりも更にパワーアップした上で本命企業の新卒採用にチャレンジしましょう。
ここではあなたの本命企業への熱意と1年間の成長をアピールするだけです。全力を出し切りましょう。

実際にこのような方法を実践することで東急電鉄ではありませんが、ある超優良企業に2年連続で挑戦し、2回目の就活で内定を勝ち取った方がいるのは事実です。

また、もし2回目の就活でも本命企業の選考に落ちてしまったとしても、あなたは本命企業の内定に向かって成長し続けてきた訳ですから、必ずどこかの企業に内定を得ることができるはずです。何しろ、落ちこぼれのこの私でも2回目の就活で内定を得ることができたのですからw

まとめ

ということで、今回は本命企業への入社の可能性を高める方法の第二弾について解説しました。前回と同様にこの方法を用いることで、絶対に本命企業へ受かるとは限りませんが、少しでも本命企業に受かる可能性は上がるはずです。
なお、以下の記事で就活生の方にとって役に立つサービスを紹介しているので、こちらも是非ご覧ください。

この記事が皆さんの本命企業への挑戦のきっかけとなり、また就職留年への抵抗が少しでもなくして頂ければ幸いです。