本命企業への入社の可能性を高める方法その①(ステップアップ編)

2023-07-13

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こんにちは、爽です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

今回の記事では、戦略的に就活と転活を進めることで、本命の大手企業・優良企業への入社の可能性を高める方法をお伝えしたいと思います。
というのも少し古いですが、2015年の東洋経済オンラインの記事を見て頂くと、内定競争率が上位50位までに名を連ねる人気の大手企業・優良企業の倍率は最低でも100倍以上にも上ります。また、この年の明治の総合職に関しては2750倍です。とんでもない数字ですね。

このように誰もが知る大手企業・優良企業への入社はいつの時代も困難を極めている為、他者より秀でた経験を持っていたり、何か特別な才能がない限り、内定獲得は難しいと言えます。また、私のように低スペックの学生はESの通過さえ難しいかもしれません。

しかし、就活と転活を戦略的にミックスすることで、本命の大手企業・優良企業への入社の可能性を高める方法はあると考えていますので、その方法を執筆していきます。

■この記事の対象読者
・大手企業・優良企業へ就職したいが、自分のスペックでは入社は難しいと考えている方
・大手企業・優良企業への就職を諦めている方
・就活で満足する結果を得られなかった方

それではどうぞ!

本命企業への入社の可能性を高める5つのSTEP

以下から具体的にどのように就活と転活を進めれば良いかをお伝えします。

その方法を端的にお伝えすると
「就活であなたが入社したい大手企業・優良企業より入社難易度の低い類似の事業を行っている企業に入社し、そこで経験を数年積み重ね実務経験を積むことで、あなたが志望する企業にステップアップする方法」です。

では順を追って説明していきます。

STEP1.就活時に自己分析と企業研究を通じて本命企業を徹底的にリサーチする

まず、就活でしっかりと自己分析を行い、本当に入社したい企業を複数社選定しましょう。
自己分析のやり方は以下の記事で軽く触れているので参考にしてみてください。

本命企業の選定のポイントは
「自己分析の結果と企業の企業理念や事業内容、社風などを総合的に鑑みて、その企業ならあなたが5年先も、10年先も、その先もずっとイキイキと輝いている姿を想像できるかどうか」です。
就活の時にはついつい、企業のブランドや知名度ばかりに目が行きがちですが、そのような選定方法だとあなたの軸に合致していない企業を選定することにつながりますので気をつけてくださいね。

また、あまり企業を絞りすぎてもSTEP2で条件に引っ掛からなくなる可能性があるので、最初は最低でも10社は選定すると良いと思います。

STEP2.就職したい企業が中途採用をしているのかどうか確認する

ここが結構重要なのですが、この戦略はあなたの志望する企業が中途採用を行なっていない場合は成立しません。

一概には言えませんが、例えば私が最初の就活で受けていた総合デベロッパーや鉄道各社は離職率が低いこともあって、そもそも中途で人をあまり採用していない印象でした。
逆に私が現在所属しているコンサルティング業界は人の出入りが多く、常に優秀な人材を求めている為、大体どこの企業も中途の求人が出ています。

ですので、「転職会議」と「Open Work」などの企業のクチコミサイトや「doda」や「マイナビ転職」などの転職希望者向けの求人サイト、企業のホームページなどを確認することで、その企業が過去に中途採用の求人を出した実績があるかどうかは必ず確認してください。

STEP3.本命企業の選考はもちろん受けるが、内定を取りに行くのは本命ではない企業

本命企業の選定が終わり、その企業が中途採用の実績があることを確認できたら、いよいよ選考に挑戦です。
ここで意識して欲しいのは、本命企業の選考はもちろん受けるのですが、私のような低スペック君は玉砕覚悟で選考に挑むことです。

冒頭でもお伝えしましたが、特に大手企業・優良企業の倍率は非常に高く、内定が与えられるのは選びに選び抜かれた人材です。よって、学生時代を遊んで過ごしていたり、特別なスキルや能力がない限りは受かることは至難の業です。つまり、本命企業の選考に落ちることはある意味当然と考え、選考に落ちたことで一喜一憂してはいけません。

ただし、本命企業の選考は絶対に受けてください。理由は以下3点です。

  1. 挑戦すれば受かる可能性は0ではないが、挑戦しなければ可能性は0の為
  2. 選考の練習になる為
  3. 企業に選考を受けた履歴が残ることで、就活時に志望していた事実を作ることができる為

①の理由は当たり前ですが、そもそも受験しなければ受かる可能性は0ですが、もし受ければ万万が一受かると言うこともあり得ます。

また、②の理由として就活は場数を踏むことも非常に重要です。玉砕覚悟で受けるとしても選考は本気で受け、その経験を今後の就活を進める上での糧としてください。

最後の理由は一番大事なのですが、新卒で本命企業を受験しておくと、転職でその企業を受けるときに「就活の時には落ちたけど、どうしても貴社を諦めきれず再受験しに来た」といったような熱意をアピールすることができます。

そして、本命企業の受験を本気で頑張ったあとは、本命企業と類似の事業を行なっている企業の内定を勝ち取ってください。

ただ、人にはリソースが限られているので、本命企業をリサーチ、受験した後に類似企業もリサーチ、受験する時間がなかなか取れないかもしれません。
そんな忙しい就活生に是非活用して頂きたいのが、「dodaキャンパス」というサービスです。

このサービスはプロフィールを入力しておくことで、 企業の採用担当者から早期インターンや特別な採用オファーが届く、 逆求人&オファー型就活支援サービスです。
リクナビやマイナビはいわゆるプッシュ型のサービスなので自分の意思で企業をリサーチの上、エントリーをしなければならない為、そもそも類似の企業に出会えない可能性があります。

しかし、こちらのサービスに登録しておけば、企業からアプローチをしてくれるので、そのようなリサーチの時間を短縮することができるのです。
また、このサービスは私が転職でお世話になった「doda」の学生版サービスなので、運営元の信頼度も高いサービスと言えます。

STEP4.内定先の企業でひたすら頑張る

さて、就活が終わり、本命企業の内定を勝ち取れれば万々歳ですが、もし本命企業に受からなくとも類似の事業を行なっている企業の内定を獲得できたのならば、その内定先の企業でひたすら頑張って実務経験を積みましょう。

普通、本命企業に落ちて本意ではない企業への就職が決まった場合、どうしても後悔を引きずってしまい、なかなかモチベーションは上がらないものですが、このように戦略的に就活を進めると目標が明確です。
とにかく腐らず、転職する為の機会を伺いながら頑張りましょう。

また、STEP3で思うように内定が取れない方もいると思います。
そんな方は就職留年するという手だってあります。私は就職留年を経験しており、就職留年に関する記事をブログで執筆したので参考にしてください。

STEP5.本命企業の中途採用の求人が出たらチャレンジ!

さて、とにかく内定先の企業で実務経験を積みまくり、本命企業の求人が出たらいよいよ中途採用枠にチャレンジしましょう!

中途採用が始まったかどうかは、転職社向けの求人サービスやその企業のホームページをこまめにチェックしましょう。
そして、就活の時にも本命企業を受験したが諦めきれなかったという熱意と現職での実務経験を存分にアピールしましょう!

また、もし1回受けて落ちたとしても、中途採用は何回でも受けることができます。
実際に私の知人で複数回、当社への中途採用の選考を受けている方がいらっしゃいました。
従って、1回落ちたからといって諦める必要は全くありません!

まとめ

ということで、今回は本命企業への入社の可能性を高める方法の第一弾について解説しました。
この方法を用いることで、絶対に本命企業へ受かるとは限りませんが、戦略的に就活&転活を行うことでなんとなく可能性を高めることはできそうだなと実感して頂けたかと思います。
なお、以下の記事で就活生の方にとって役に立つサービスを紹介しているので、こちらも是非ご覧ください。

この記事が皆さんの本命企業への挑戦の一助となれば幸いです。