内々定先の企業がブラックかを見極める為に実践すべき3つのこと

2023-07-20

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こんにちは、爽です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

今回の記事執筆時点で新年早々、1都3県の知事が政府に緊急事態宣言を要請する意向を固めたとの報道がありました。政府は緊急事態宣言の2度目の発令に慎重のようですが、この先どうなるか分からず、先行きが不安な状態が続いています。コロナの猛威に歯止めがかからない為、致し方ない部分はありますが、政府には発令の是非と発令のタイミングについては慎重に検討していただきたいものです。

さて、この記事では新卒入社時に黒寄りのグレー企業に新卒カードを使用してしまった筆者が、そのような企業への入社を避ける為に実践すべきだったと痛感したことをお伝えしていきたいと思います。

■この記事の対象読者
・選考前にその企業がブラックかどうか判断したい方
・内定をもらった企業がブラックかどうか見極めかねている方

貴重な新卒カードをブラック企業に使用してしまうことは非常に勿体無いことですので、この記事を参考にすることでその企業がブラックかどうか見極める為の一助となれば幸いです。

それではどうぞ!

就職先の企業がブラックかどうかを見極める為に実践すべき3つのこと

鉄則①:納得いくまで就活を続けることで複数社から内々定をゲットし、それらを比較する

これは当時の私に声を大にして伝えたいことですw

周りの友人からも自分が納得いくまで就活を続けた方がいいと耳にしていましたし、どの就活本にもそのような情報はもちろん記載されていました。しかし、当時の私は大学5年生の春に1社から内定を頂いたものの、それで満足してしまい、他に進んでいた選考も全て辞退してしまいました。就活を2年も継続していると当時の私は、「とにかく就活を早く終わらせてたくさんバイトして早く遊びたい!早く海外へバックパックしたい!」など、欲望ばかりが全面に出てしまっていたと思いますw

しかし、考えて欲しいのですが今の日本の現状から見るに、我々世代だと最低45年以上は社会人生活をこなしていく必要がありそうです。

そんな途方もなく長い社会人生活を送る為には、働くことで自分がなりたい姿になれるだとか、海外で働けるだとか、専門性が身につくだとか、お金をたくさん稼げるだとか、働く上で何かしらのモチベーションが絶対に必要です。

そう考えると私のように一時の欲望に惑わされることなく、強い心を持った上で納得いくまで就活を続けることが超超超重要だと考えます。後悔している人が言うんだから間違い無いですw

で、もちろん1社からだけでも内々定を獲得できれば万々歳なのですが、理想は複数の企業から内々定を獲得し、入社前のイベントを通じて企業を比較できるとベストです。で、比較するうちに、「あ、この企業なんだかブラックっぽいな」と危険を察知できると思います。

そして、6月に内々定の受諾を求められると思うのですが、そこまでに最終決断する必要はなく、最遅で内定式くらいまでに就活を終えて内定を最終決断できればいいと思います。(私は最初の就活で入社予定だった企業を入社3ヶ月前に内定辞退したので少なくともそれまでだったら絶対大丈夫ですw)

鉄則②:内々定先の企業をクチコミサイトでリサーチする

これは今やほとんどの就活生の方がしているのではないかなと思います。

数あるクチコミサイトの中でも【転職会議】と【Open Work】の2つのサービスは私も利用したことがあります。
特に【転職会議】は自分が働いたことのある企業のクチコミを掲載すると、他の全企業のクチコミを見られるようになるので、私も転職活動の時にもよく使っていました。新卒だと確か見られる企業の数に制限があったような。。(うろ覚えですみませんw)

ただ、これらのサービスを利用する上で気をつけたいことは全ての情報を鵜呑みにしてはいけないということです。
いずれも気軽で便利なサービスですが、クチコミの中にはフェイクの情報だったり、バイアスのかかった情報、さらには古い情報が混じっている可能性も十分ありえます。

ただ、事実に大きく反する情報もあまり無い印象ですので、情報リテラシーを高く持って利用すれば有益なサービスだなと思います。

鉄則③:内々定先の企業の社員と面会する

面接の雰囲気やOB訪問、そしてネットからでは得られない情報を得る最後の手段はやはり内々定先の企業の社員と多く会うことです。

ただ、実際に内々定先の企業と会えるように調整してみて、以下に当てはまる場合はその企業はブラックかもしれません。

  • 人事に社員に会いたい旨を伝えてもそもそも繋いでくれない
  • 社員に繋いでくれたとしても、紹介された社員が企業の良いところばかりを話し、悪いところを言わない
  • 明らかに社員が疲れており、目に輝きがない

ただ、やはり上記の情報から本当にブラックかどうかを見極めることは難しいかもしれません。

そういった場合におすすめなのが、「今、将来に向けてどのような目標を持っていて、それを実現する為にどのようなことに取り組んでいますか?また、実現する為の準備に使う時間はありますか?」というような質問をすることです。

この質問の答えから分かることは例えば以下のようなことです。

  • 自分のキャリアを考える為に十分な心の余裕があるかどうか
  • 社員一人一人が持つ理想のキャリア像の実現の為に企業にサポート体制があるのか
  • キャリアの実現の為にプライベートで時間を確保できているのか

他にも見るべきポイント、するべき質問はあると思いますが、面会できた社員とのフィーリングも加味しながら、総合的に入社の是非を判断するようにしてください。

まとめ

というとで、今回は新卒入社時に黒寄りのグレー企業に新卒カードを使用してしまった私が、内々定先の企業がブラックかどうかを見極める為に実践すべきと感じたことをご紹介しました。
なお、以下の記事で就活生の方にとって役に立つサービスを紹介しているので、こちらも是非ご覧ください。

内々定先の企業がブラックかどうか見極め兼ねている方にとって、少しでも有益な情報となっていれば幸いです。