TechClipsエージェントの評判とメリデメについて解説！

2021-03-072023-07-20

こんにちは、爽です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか？

この記事ではTechClipsエージェントの解説とメリット・デメリット、そして評判を紹介します。
TechClipsエージェントは求人の質の高さが評判のITエンジニア専門の転職エージェントですが、果たしてその実力はどれほどのものなのでしょうか？
また、筆者も実際に登録して使ってみたので「TechClipsエージェントって実際どうなん？」という声にもお応えしたいと思います！

それではどうぞ！

TechClipsエージェントを使ってみての総評

まず初めにTechClipsエージェントを使ってみての総評を書いておきますので、これから先の文章を読む上での参考にしてみてください。

評価項目	評価	コメント
登録の容易さ	(5 / 5)	登録は3分もかからなかった
信頼性	(3.5 / 5)	会社のHPが質素なので不安だったが後日ちゃんと連絡が来た 設立6年の会社なのでこれからに期待
求人の質・量	(4 / 5)	量は約4,500件とIT専業の中ではやや見劣りする ただし、保有求人が全て年収500万以上なので質は高い
サポート力	(5 / 5)	現役エンジニアがキャリアアドバイザーなので、技術的な話が通じる
おすすめ度	(4 / 5)	年齢問わずITエンジニアにおすすめ
総合評価	(4.3 / 5)	ITエンジニアとしてキャリアアップを考えているのなら登録しておきたい

それでは以下からTechClipsエージェントについて、詳しく解説していきます。

ITエンジニアとしてキャリアアップしたい方におすすめTechClipsエージェント

TechClipsエージェントはnotari株式会社が運営する転職エージェントです。
notariは人材紹介事業の他にinstagramのアカウントコンサルティング事業、デジタルマーケティング事業など、今風の事業を行なっている設立6年の若い企業です。

ここでTechClipsエージェントの基本情報をサイトの情報を参考にまとめてみました。

■TechClipsエージェントの基本情報

項目	内容	備考
カテゴリ	業界特化型エージェント
求人数	4,500件以上
求人の更新	随時
業界	SIer、ソフトウェア、インターネットサービス、ゲーム	IT・Webの代表的な業界は網羅
職種	R＆Dエンジニア、 インフラエンジニア、セキュリティエンジニア、サーバーエンジニア、アプリケーションエンジニア、データサイエンティスト、PM、社内SE社等	ITエンジニアの職種は一通り網羅
対象者	ITエンジニアの方なら年齢問わず	求人は首都圏（東京、神奈川、埼玉、千葉）のみ

求人数はIT業界特化型エージェントとしてはやや見劣り

TechClipsエージェントの求人数は現時点（2021/3/5時点）で4,500件以上！
ただし、IT求人ナビ 転職は約39,000件、マイナビIT AGENTは約12,000件、レバテックキャリアは約11,000件なので、他のIT業界特化型エージェントと比較すると数では見劣りします。

求人の質で勝負

ただし、TechClipsエージェントの保有している求人は全て年収500万以上のハイクラス求人なので、質の高さで勝負しているエージェントと言えます。
Yahoo!、サイバーエージェントグループ、SmartHRなど、ITエンジニアのキャリアアップにつながる好条件の求人を豊富に保有しています。
また、紹介企業は自社サービスを持つ事業会社に特化している点も大きな特徴と言えます。

現役エンジニアがキャリアアドバイザーを兼務

そして、TechClipsエージェントの最大の特徴は、現役エンジニアがキャリアアドバイザーを兼務している点です。
元エンジニアがキャリアアドバイザーをしているエージェントはよく見ますが、このようにエンジニアが忙しい合間を縫ってキャリアアドバイザーをしているエージェントは見たことがありません。
それゆえ、技術的な話が普通に通じるので、希望にミートしないような変な求人を紹介されるリスクは極めて低いです。

このようにITエンジニアとしてワンランク上の転職を目指す方にはおすすめしちエージェントのうちの一つです。
更に詳細にTechClipsエージェントを知りたい場合は以下のページから確認できます。

転職エージェントとは

と、ここで転職エージェントをよく知らない方向けに軽く転職エージェントについて触れておきます。
ご存知の方はここは読み飛ばしてください。

エージェントという言葉が「代理人」を意味するように、転職エージェントとは一言で「求職者の代理人」と表現することができ、求職者が納得のいく結果が得られるまで転職活動をサポートをすることが仕事です。
転職エージェントの代表的な業者は、dodaやマイナビエージェント、パソナキャリアなどです。

転職を初めてする場合、転職エージェントに登録することをおすすめします

転職を初めてする場合、もしくは転職活動に慣れていない場合はこのサービスを使うことが多いと思います。
そして、転職エージェントはまさにあなたのパートナーとして、転職活動の最初から最後までサポートする存在で、このエージェントの腕によって転職の成否が決まると言っても過言ではありません。
従ってどのエージェントを選ぶかは最初に直面する非常に重要なステップと言えます。

なお、転職エージェントについては以下の記事でもう少し詳しく解説していますので、よろしければ参考にしてください。

TechClipsエージェントの評判・クチコミ

さて、TechClipsエージェントについて基本情報が分かったところで、まずはネット上での評判やクチコミも気になりますよね。
ということで、SNSを中心に独自に調査してみました！

、、のですが、TechClipsエージェントについては残念ながらSNS上のクチコミが少なすぎて、参考になるものがありませんでした。
（なお、他のブログには評判とかクチコミが書いてありますけど、ネット上にはその手の情報はほとんど転がっていなかったので、ブログ上で読者の声を収集しているブログ以外は多分捏造だと思いますw）
ただし、TechClipsエージェントのHPに利用者の口コミが載っていたので、引用して掲載します。

評判①：現役ITエンジニアだから話が通じる

IT業界は日進月歩で技術が進化している業界ですから、あらゆる業界を扱う大手総合転職エージェントや専門性の低い転職エージェントでは技術にキャッチアップできておらず、話が通じないなんてこともあります。
しかし、TechClipsエージェントでは技術の最前線にいる人たちがキャリアアドバイザーをしているので、話が通じないという心配はありません。

実際、私もデータサイエンス領域の求人についての相談に乗ってもらいましたが、変化の早い人工知能やAIの専門用語、更にはPythonやJava、SQLなどの用語も普通に通じたのでストレスがなかったです。

評判②：コンサルタントとの距離が近くて対応も迅速

これも大手転職エージェントではありがちですね。
大手はどうしても担当する求職者多いので、一人一人への対応が手薄になりがちで、案件紹介も場合によっては機械的になる可能性もあります。
その点、TechClipsエージェントは小規模な点、小回りの効くエージェントなので対応が親身で対応も早いです。

実際、私もTechClipsエージェントでキャリア面談をしてもらいましたが、時期調整の連絡も早かったですし、面談が終わった後の案件紹介も迅速にご対応頂きました。

評判③：提案してくれた求人に納得感がある

また、話が通じることで、求職者がどのようなキャリアを歩むべきかを正確に捉えられるので、求職者の希望にミートした求人を提案することが可能です。
もちろん、私に案件紹介してもらった求人も私の希望するキャリアパスに沿ったもののみであったことは言うまでもありません。

さて、TechClipsエージェントについての悪い評判も書きたいのですが、当然そのような声はHPには載せないものなので、残念あがらありませんでした。
ですので、悪い評判が見つかり次第、随時そちらの情報もアップデートしていきます。

TechClipsエージェントを利用するメリット・デメリット

ここまででTechClipsエージェントについての基本情報と評判ついて紹介して来ましたが、利用にあたって、どのようなメリット・デメリットがあるかも気になるところだと思います。
ということで、TechClipsエージェントについては、私の体験談を交えながらメリット・デメリットを紹介します。

まずはデメリットで、以下4点が挙げられます。

デメリット①：IT・Web業界以外は求人の取り扱いはほぼない

まず1点目のデメリットですが、TechClipsエージェントは業界特化型という形態の転職エージェントである為、社内SEを除いてはIT・Web業界以外の求人の取り扱いはほぼありません。

もしそれ以外の業界の求人を探したい場合は、dodaやマイナビエージェントなどの大手総合転職エージェントに登録し、求人を探した方がいいです。
大手総合転職エージェントにはIT・Web業界以外にもメーカー、商社、医療など、豊富な業界を取り扱っている為です。

デメリット②：首都圏の求人の取り扱いしかない

2点目のデメリットは、首都圏の求人の取り扱いしかない点です。

企業数や人口の問題もあり、仕方のないことではあるのですが、地方での転職活動を進めたい方はこのポイントをチェックしておいてください。

デメリット③：どのような求人があるのかを前もって知ることができない

3点目のデメリットは、TechClipsエージェントでは一部の求人が公開されてはいますが、その数は非常に少ないので、どのような求人があるのかを前もって知ることはできません。

どのような求人があるのかは転職エージェントに登録し、キャリアカウンセリングを受けた後に初めて知ることができます。
もし、紹介された求人以外にどのような求人があるのかを知りたい方は、転職サイトを併用したり、IT求人ナビ 転職、マイナビIT AGENT、レバテックキャリアなど、他の転職エージェントと比較してみることがおすすめです。

次にメリットで、こちらは6点あります。

メリット①：求人の数が多い

1点目のメリットは求人の数が多い点です。
同業のIT求人ナビ 転職、マイナビIT AGENT、レバテックキャリアなどと比較すると見劣りしますが、4,500件以上もの求人を保有しているので十分な水準と言えます。

また、取り扱っている業界に関しても、ITコンサル以外のIT・Web業界ならほぼ網羅しており、職種に関してもITの技術職を一通りカバーしているので、IT関連の求人なら希望に合った求人を見つけられる可能性が非常に高いエージェントです。

メリット②：求人の質が高い

1点目のメリットは保有している求人全てが年収500万以上のハイクラス求人なので、求人の質が高いことです。

実際、私も求人を見せてもらいましたが、Yahoo!、サイバーエージェントグループ、SmartHRなど、ITエンジニアのキャリアアップにつながる好条件の求人を豊富に保有していました。

メリット③：キャリアアドバイザーの専門性が高い

TechClipsエージェントはI現役Tエンジニアがキャリアアドバイザーを兼務していることもあって、キャリアアドバイザーの専門性が高いです。
元エンジニアがキャリアアドバイザーをしているエージェントはよく見ますが、このようにエンジニアが忙しい合間を縫ってキャリアアドバイザーをしているエージェントは見たことがありません。
それゆえ、技術的な話が普通に通じるので、希望にミートしないような変な求人を紹介されるリスクは極めて低いです。

実際、私もキャリアカウンセリングを受けさせて頂きましたが、特に技術の進歩の早いデータサイエンスの領域に関するキャリアについての相談を専門用語を交えながらストレスなくすることができました。
また、私の希望するキャリアパスにミートしたデータサイエンス領域の求人もいくつか紹介してもらえたので、カウンセリングの内容も満足のいくものだったと感じています。

メリット④：無料の転職支援ツールが超絶便利

4点目のメリットは、俺の履歴書というITエンジニア専用のブラウザ上で履歴書・職務経歴書を作成できるツールが超絶便利な点です。

転職活動を始めた時は履歴書や職務経歴書をどのようなフォーマットで作って、どのような内容を書けばいいか迷うものですが、このツールを使うことでそのような悩みを解決することができます。
しかも無料で使うことができるので、ぜひ有効利用して頂ければと思います。

メリット⑤：9人に1人以上が年収アップ

最後のメリットは、TechClipsエージェントを経由して転職した方のうち、93%以上の方が年収アップに成功していることです。

正直、利用する前は年収アップできるかどうかより、TechClipsエージェントを利用することで転職できるのかの方が気になるところだと思いますが、無事内定が出た後は年収も企業選びにあたって非常に重要な要素になってきますので、この情報はチェックしておきましょう。

TechClipsエージェント利用の流れ

ここまででTechClipsエージェントの特徴とメリットデメリット、そして評判を見てきましたがいかがでしたでしょうか？

転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、彼らのリードに任せれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、TechClipsエージェント登録後の流れを紹介します。

ステップ1.会員登録

まずはTechClipsエージェントの公式サイトにアクセスし、「無料　転職サービスに申し込む」ボタンをクリックします。

すると上記のような登録フォームに飛べるので、必要事項を最後まで入力します。

最後まで入力し、「無料　上記内容で申し込む」ボタンをクリックして、後日TechClipsエージェントから連絡が来たら登録完了です。

ステップ2.面談日程の調整

登録が完了すると、担当キャリアアドバイザーが内容を確認次第、メールか電話で面談（キャリアカウンセリング）の日程調整について連絡がきます。

ステップ3.面談

日程調整後、面談に臨みましょう。
特に何も準備しなくていいはずですが、求められたら履歴書と職務履歴書を準備しましょう。
また、今のご時世はWeb面談がメインのはずですので、自宅から面談が可能です。

なお、初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

• 転職するべきかどうか
• あなたのキャリアの整理
• 内定をもらえそうな業界・企業はどこか
• 転職についての要望の深堀

面談で気づくことも多く、キャリアアドバイザーに意見をもらえば、考えがまとまっていき、自信を持って転職活動を進めることができるでしょう。

ステップ4.求人紹介

求人紹介は、面談（キャリアカウンセリング）での内容を踏まえ、電話やメール、会員専用ページで後日行われます。
求人に不明点がある場合は遠慮なく、キャリアアドバイザーに質問をしましょう。

また、紹介された求人に応募するかどうかは自由ですので、気に入らない場合は無理に応募する必要はありません。
そのような場合は再度面談、もしくは会話を通して、希望を伝え直しましょう。

ステップ 5. 選考対策

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も添削してくれます。

また、応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのような志望動機を語ればいいのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといった面接のアドバイスを貰います。
また、希望をすれば模擬面接もしてくれますので、最大限エージェントを使い尽くしましょう。

また、場合によってはWebテストを受けさせられる場合もあるので、これも対策が必要です。
Webテストの対策方法については以下の記事で記載しています。

ステップ 6. 選考

選考の日時の設定は担当のキャリアアドバイザーが全て行ってくれます。
アドバイスをもらったことを念頭に全力で挑みましょう。

また、転職エージェントを経由するメリットの一つに選考後にエージェントによって選考のフォローをしてもらえることがある点です。
選考後にキャリアアドバイザーから面接後の感想を聞かれると思うので、そこで面接における懸念点を伝えましょう。
この懸念点をエージェントから企業に伝えてもらうことで、選考通過率が上がる場合があります。

また、もし選考に落ちてしまった場合は、担当のキャリアアドバイザーが紹介企業の採用担当からフィードバックを受けていることが多いので、次の選考に生かせます。

ステップ7.内定と入社・退職手続き

さて、無事に内定が出たら内定先企業への入社手続きと現職の退職手続きです。

内定先企業への入社手続きは担当のキャリアアドバイザーが基本全て代行してくれるので、特に気をつけるべきことはありません。

問題は退職の方かと思います。
キャリアアドバイザーと相談しながら、円満退職を目指し、引き継ぎを早めに全て済ませて余裕を持って退職しましょう。

まとめ

ということで、今回は転職を考えている方向けにTechClipsエージェントについての説明とメリット・デメリット及び評判まで紹介しました。
IT・Web業界への転職を目指している方は、ぜひTechClipsエージェントを経由して、専門性の高いキャリアアドバイザーと一緒に素敵なキャリアプランを計画し、実現して頂ければと思います。

なお、TechClipsエージェント以外にも転活で役に立つサービスを以下の記事で紹介しているので、よろしければ参考にしてください。

↓第二新卒・若手向け

↓一般社員向け

この記事が転職を考えている方にとって少しでも有益な情報になっていれば幸いです。