何のスキルも持たない私がAIコンサルタントに転身できた3つの理由
こんにちは、爽です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今回は何のスキルも持っていなかった私がどのような経緯と理由でAIコンサルタントに転身できたかについて執筆します。
後にも書きますが、私は営業職としてキャリアを開始後、入社2年以内で転職を果たし、現在はプロフィールの通り、コンサルティングファームでAIに関わっています。
自分で言うのも何ですが営業からAIのコンサルタントに転身って、中々面白いキャリアを歩んでいるのではないでしょうか。
この記事を読んでいる方はおそらく「現在のキャリアを続けていくことに何となく不安がある」方だったり、「AIって今流行ってるし興味があるけど、どうやったら関われるんだろう」と思っている方だったりするのかなと思ってます。
この記事がそのような方達にとって、何か考えたり行動してみるきっかけになれば幸いです。
■この記事の対象読者
・現在のキャリアを続けていくことに何となく不安がある方
・AIって今流行ってるし興味があるけど、どうやったら関われるか知りたい方
それではどうぞ!
私が入社2年以内に新卒入社の企業を辞めた理由
まず冒頭でも触れている通り、私のファーストキャリアは営業職でしたが、入社2年以内で転職を果たしています。
わずか2年という短期間で転職を果たした理由は簡単にまとめると以下2点です。
営業が向いていなかった
私にとって転職はメリットしかなかった
詳細は以下の記事でまとめていますので、興味がある方はどうぞ。
今思うと、この転職がなかったら私は今のキャリアを歩めていません。
まだ若かった私にとっては新卒として入社した企業をすぐに退職し、新たな環境に挑戦する決意を固めたことは人生の大きな決断でしたが、結果的に若い内に色々悩んでよかったなと思ってます。
それに若い時って大体何しても許されますし、やり直しも効きますから、色々悩んでいる人はまずは行動してみると良いと思いますよ。
転職した頃の私のスペック
さて、私は新卒入社の企業を辞めた後、現職のコンサルティングファームに転職をしました。
その当時の私のスペックは以下です。
ビジネスマナーは身についている営業
ど文系なので数学嫌いだし苦手
ITの知識はかじった程度
AIのことなんてニュースでアルファ碁を聞いたことあるくらい
こんなど素人が今やPythonとか統計の知識とかDBの知識使って、AIに関わっているんですから自分でもちょっと驚きですw
転職した後の私のキャリア
そして転職した後、コンサルタントとしての基礎を会社の研修で叩き込んでもらった後に、規模も業界も様々なプロジェクトを点々としました。
プロジェクトとは、コンサルティングファームでは当たり前に使う用語で以下のような意味合いです。
組織、業務本来の組織とは別に、目的を達成するために臨時で構成される組織やその業務のこと。コンピューターシステムの開発において、大規模な開発では、プロジェクトを組む場合が多い。
引用元:コトバンク
コンサルタントはプロジェクトの中で自分の能力と専門性を発揮することで価値を発揮することが求められます。
ただ、私は最初からAIに関わりたいと思って転職した訳ではありませんでした。
将来的に特にやりたいこともなかったのですが、IT系のプロジェクトに多く関わっていたので、何となく今後もIT系はやっていきたいと思っていたくらいです。
しかし、多くのプロジェクトを回る中で将来について色々考える機会があり、最終的にはAIを極めたいと思うようになりました。
AIコンサルタントに転身した3つの理由
ここからが本題です。
なぜ私がAIコンサルタントを目指したかは以下の3つの理由です。
理由①:将来のキャリアに不安を覚えた
この理由が1番大きかったです。
そう思うようになったきっかけは、よくありがちな「AIに取って代わられる人間の職業」みたいな記事を読んだことです。
参考までにマイナビの記事を載せておきますね。(マイナビ:AI時代の働き方&仕事選び)
記事を読み進めていくと取って代わられる可能性が高い職業と低い職業はそれぞれ以下のような特徴があるとのことです。
・取って代わられる可能性が高い職業
特別な知識やスキルが求められない職業、データの分析やパターン化された操作が求められる職業
引用元:マイナビ(AI時代の働き方&仕事選び)
例えば、事務員とか運転手といった職業が当てはまるそうです。
・取って代わられる可能性が低い職業
新しい発想や価値を生む仕事、人間の心や精神活動に深く関係する分野、創造性、協調性が必要な業務、抽象的な概念を整理したり、イノベーションを創出したりする職業、他者とのコミュニケーションが求められる仕事
引用元:マイナビ(AI時代の働き方&仕事選び)
例えば、医者とか心理のカウンセラーとか漫画家といった職業が当てはまるそうです。
ちなみにコンサルタントもこちらの職業に分類されるそうです。
とはいえ、このような記事が出るってことは、いよいよAIの存在ってサラリーマンにとって脅威なんじゃね?っていう危機感が何となく芽生えてきました。
まぁ人間の仕事を本格的に奪うようなドラえもんとかターミネーターのような強いAIが生まれるのは少なくとも数十年は先の話だと思いますが、当時はそんなことは知る由もありませんでした。
理由②:専門性を身につけて誰かに頼られたい
以前の記事でも書いていますが、私は自己分析をした結果、「専門知識や自分だけの尖った技術を身につけたい」という志向がありました。
そして、コンサルタントとして色んなプロジェクトで働くうちに、「誰かに頼られることが嬉しい」と感じることが多いことに気づきました。
その結果、専門性を身につけて、もっと誰かに頼られることでもっとイキイキ働けることに気づきました。
理由③:文系でも意外と理解できた
上記2つの理由から、「これからの時代、食いっぱぐれなくて専門性が身につく分野ってIT系の分野で、その中でもAIだったらむしろこれから必要とされる!」という、少し短絡的な理由でAIに興味を持ちましたw
ただ、私は大学でAIの研究をしていたこと無ければ、プロジェクトでも経験がないど素人でした。
しかし、自分で勉強してみると、意外と数学も理解できるし、統計も新しい発見ばかりで楽しいし、何ならPythonも書けるようになってハマっていきましたw
で、上記3点の理由から自己学習を通じてAIへの理解を深めていくことで、未経験ながらも社内でAIに関わることのできる組織への配属が決定し、AIコンサルタントとしての第一歩を踏み出すことができたのでした。
AIを学習する2つの方法
さて、参考までに私がどのような方法でAIを学習してきたかを紹介します。
方法①:書籍
ベタですが最初はAmazonで書籍を漁って勉強しました。
私が買ってみていいなと思った書籍を以下で紹介します。
人工知能プログラミングのための数学がわかる本
ど文系だった私はまずは数式の意味とか統計の考え方を知る必要がありましたので、その辺の基礎を人工知能プログラミングのための数学がわかる本で抑えました。
中学レベル数学から復習してくれるので、初学者にも分かりやすい本です。
Kindle版もあるようです。
スッキリわかるPythonによる機械学習入門
次にPythonの基礎です。
機械学習をやってみたい場合、まずはPythonの文法を習得しておく必要があります。
Pythonの基礎は私の大好きなシリーズである、スッキリわかるPythonによる機械学習入門で習得しました。
Javaもこの書籍を読んで習得しましたが、やはりこのシリーズは図が豊富なのでビジュアルビジュアルで理解しやすいですし、説明内容も分かりやすいです。
こちらもKindle版があるようです。
Pythonによるはじめての機械学習プログラミング[現場で必要な基礎知識がわかる]
次にPythonによるデータ分析の手法の習得です。
これについては、Pythonによるはじめての機械学習プログラミング[現場で必要な基礎知識がわかる]で機械学習で使うPythonの知識を習得しました。
Pandas,Numpy,scikit-learnなど、基礎的な機械学習のライブラリはこの書籍で抑えられます。
こちらもKindle版があるようです。
方法②:Udemy
最近はこちらの動画学習サイトのUdemyでAIの勉強をしています。
Udemyで学ぶメリットは以下3点です。
ジャンルが豊富で学びたい講座がきっとみつかる
価格がお手頃で気に入らなければ返金も可能
学びやすい多彩な機能
メリット①:ジャンルが豊富で学びたい講座がきっとみつかる
AI・データサイエンスなど最先端のIT技術からプレゼンなどビジネススキルに関する講座まで 10万以上(※海外講座含む)あるため、自分が学びたい講座をきっとみつけることができます。
私も実際、AI以外にもJavaScriptとかWebスクレイピング、IoTなどの講座も興味があるので視聴しています。
メリット②:価格がお手頃で気に入らなければ返金も可能
1講座あたり数千~数万円程度で実践的なスキルアップが可能です。 講座は一度購入すれば視聴期限なく受講でき、30日返金保証もついているので安心して始めることができます。
最初は定価が数万円の講座ばかりでビビるのですが、実はUdemyでは毎月のようにセールを開催しており、セールになると大体9割引とかで買えるので、2万円の講座も1,500円くらいで買えちゃいます!
てか、セールやりすぎなのでもはや定価とはという状態ですw
ただ、このセールも今後ずっと毎月のようにやってくれるとは限らないので、早めに登録して講座を視聴してみることをお勧めします。
メリット③:学びやすい多彩な機能
YouTubeのように0.5~2倍の変速機能で自分のペースで受講が可能です。
また、専用アプリを使えばスマホからオフライン環境でも視聴が可能です。
私は専用アプリをインストールしておき、夜中のうちに講座をダウンロードし、通勤中にオフラインで2倍速で講座を視聴していました。(今は在宅なのでPCで視聴していますが。)
なお、おすすめの講座を以下の記事でまとめているので、よろしければご参考ください。
まとめ
ということで、今回は私がどのような理由でAIコンサルタントに転身できたかを執筆しました。
また、転身する為にどのような方法で自己学習を進めてきたかもご紹介しました。
転職もそうですし、何か新しいことに挑戦する時もそうですが、未知のことに向かって行く時ってやっぱり勇気とか誰かの後押しが必要ですよね。
ただ、真剣に考えたり、何か行動しない限りは何も始まりません。
私はたまたま転職が成功し、たまたまやりたいことを実現できていますが、それは想いを持って行動してきたことが大きな一因としてあると思います。
ですので、なかなか一歩を踏み出せない人も想いを持って行動してみると、私のようにきっと何かを変えられるはずです。
そんな方にとって、この記事が参考になれば幸いです。