【マイナビエージェント】の評判とメリット・デメリットを解説
こんにちは、爽です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
この記事では【マイナビエージェント】の解説とメリット・デメリット、そして評判を紹介します。
【マイナビエージェント】は名前の通り、人材業界大手のマイナビが運営している転職エージェントで、20代に信頼されている転職エージェントとしてNo.1の実績もありますが、果たしてその実力はどれほどのものなのでしょうか?
また、筆者も登録して使ってみたので「【マイナビエージェント】って実際どうなん?」という声に応えたいと思います!
■この記事の対象読者
・転職活動を始めたいが、どんなサービスを使えばいいか迷っている方
・【マイナビエージェント】の利用に興味のある方
それではどうぞ!
目次
【マイナビエージェント】を使ってみての総評
まず初めに【マイナビエージェント】を使ってみての総評を書いておきますので、これから先の文章を読む上での参考にしてみてください。
評価項目 | 評価 | コメント |
登録の容易さ | (4 / 5) | 入力項目が少し多いが許容範囲 |
信頼性 | (5 / 5) | 人材大手ならではの安心感 |
求人の質・量 | (4 / 5) | 大手の中では求人の保有数が心許ない ただし質は◎ |
サポート力 | (5 / 5) | 20代に信頼されている転職エージェントNo.1と評されるだけあって対応が親身だった |
おすすめ度 | (3.5 / 5) | どちらかというと20代〜30代の若手・中堅向けのエージェント |
総合評価 | (4.3 / 5) | それでも大手だけあって利用はおすすめ |
それでは以下から【マイナビエージェント】について、詳しく解説していきます。
20代に信頼されている転職エージェントNo.1【マイナビエージェント】
【マイナビエージェント】は株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。
マイナビは就職支援サービスの枠に捉われず、ウェディングサービス、ニュースサービスなど、幅広いサービスを展開する言わずと知れた有名企業です。
ここで【マイナビエージェント】の基本情報をサイトの情報を参考にまとめてみました。
■【マイナビエージェント】の基本情報
項目 | 内容 | 備考 |
カテゴリ | 大手総合転職エージェント | |
求人数 | 37,500件以上 | 公開求人:22,700件以上 非公開求人:14,800件以上 |
求人の更新 | 随時 | |
業界 | メーカー、建設、IT、医療、金融、商社等 | 代表的な業界は網羅 |
職種 | 営業、販売、事務、技術、コンサル等 | 代表的な職種は網羅 |
対象者 | 首都圏・関西圏の20代~30代のビジネスパーソン | 若手・中堅向け |
求人数は他の大手に比べれば見劣りするが、それでも十分多い
【マイナビエージェント】の求人数は現時点(2021/2/13時点)で22,700件以上、非公開求人は14,800件件以上、それらを合わせると求人数は37,500件以上!
ただ、同じ大手総合転職エージェントのカテゴリに属する【doda】の保有求人数は10万件を超えるので、それに比べるとやや見劣りしますが、それでも十分な求人数といえます。
業界はオールマイティ、対象年齢層は20代〜30代向け
業界はITに強いイメージがありますが、メーカー、建設、医療、金融、商社と基本的にはどんな業界も取り扱っているオールマイティな転職エージェントといえます。
また、年齢層としては20代〜30代の若手から中堅向けの求人が多いです。
20代に信頼されている転職エージェントNo.1
また、サイト内でも謳っているように、20代に信頼されている最も転職エージェントとしても有名です。
特に20代の方は転職活動を始めるにあたって、ぜひ登録して頂きたい転職サービスのうちの一つです。
転職エージェントとは
と、ここで転職エージェントをよく知らない方向けに軽く転職エージェントについて触れておきます。
ご存知の方はここは読み飛ばしてください。
エージェントという言葉が「代理人」を意味するように、転職エージェントとは一言で「求職者の代理人」と表現することができ、求職者が納得のいく結果が得られるまで転職活動をサポートをすることが仕事です。
転職エージェントの代表的な業者は、【doda】や【パソナキャリア】などです。
転職を初めてする場合、転職エージェントに登録することをおすすめします
転職を初めてする場合、もしくは転職活動に慣れていない場合はこのサービスを使うことが多いと思います。
そして、転職エージェントはまさにあなたのパートナーとして、転職活動の最初から最後までサポートする存在で、このエージェントの腕によって転職の成否が決まると言っても過言ではありません。
従ってどのエージェントを選ぶかは最初に直面する非常に重要なステップと言えます。
なお、転職エージェントについては以下の記事でもう少し詳しく解説していますので、よろしければ参考にしてください。
【マイナビエージェント】の評判・クチコミ
さて、【マイナビエージェント】について基本情報が分かったところで、まずはネット上での評判やクチコミが気になりますよね。
ということで、SNSを中心に独自に調査してみました!
悪い評判
まずは悪い評判をチェックしていきたいと思います。
ただ、【マイナビエージェント】の悪い評判についてはSNS上ではそんなに見られませんでした。
求人紹介がお断りされることもある
キャリアアドバイザーの親身ではなかった
メールがしつこい
悪い評判①:求人紹介がお断りされることもある
これは悲しいですね。。
ただ、彼らもビジネスでやっていますし、年齢やキャリアによっては致し方ない部分もあるかもしれません。
悪い評判②:メールが多い
少数ですが、キャリアアドバイザーが親身ではなかったという評判もありました。
ただ、担当は変えてもらえるので合わないと思ったら変えてもらうことをおすすめします。
悪い評判③:メールがしつこい
これはエージェントあるあるですね。
設定でも止まらないようなら担当者にメールの配信を止めるように直接連絡するのがベストです。
良い評判
次に良い評判をチェックしてみましょう!
こちらはたくさん見つかったので厳選して紹介します!
キャリアアドバイザーが親身
対応がスピーディ
全てを委ねた!
良い評判①:キャリアアドバイザーが親身
この評判はめちゃくちゃ良く見つかりました!
特に初めての転職活動は不安でいっぱいだと思うので、キャリアアドバイザーが親身だと心強いですよね。
良い評判②:対応がスピーディ
この対応のスピーディさは非常に重要です。
なぜなら、就職も転職もある意味企業とのご縁の要素が強く、エージェント側で連絡が止まってしまうと、自分が受けたい企業の募集が終了してしまうなんてことにもなりかねない為です。
良い評判③:全てを委ねた!
最後は【マイナビエージェント】に全てを委ねた方もいらっしゃるようです。
【マイナビエージェント】を利用するメリット・デメリット
ここまでで【マイナビエージェント】についての基本情報と評判ついて紹介して来ましたが、利用にあたって、どのようなメリット・デメリットがあるかも気になるところだと思います。
ということで、【マイナビエージェント】については、私の体験談を交えながらメリット・デメリットを紹介します。
まずはデメリットを紹介します。
私はあまり【マイナビエージェント】に関してデメリットを感じませんでしたが、強いて言えば以下3点が挙げられます。
30代後半やハイクラスの求人は少ない
親切すぎるが故に少し連絡が多い
自分の意思をはっきり伝えないと振り回される
デメリット①:30代後半やハイクラスの求人は少ない
まず1点目のデメリットですが、【マイナビエージェント】は【doda】や【パソナキャリア】と比較して、30代後半やハイクラスの求人は少ないです。
どちらかというと20代向けのポテンシャル重視の求人や管理職ではなく一般社員向けの求人が多い印象です。
デメリット②:親切すぎるが故に少し連絡が多い
2点目のデメリットは、親切すぎるが故に連絡が密なので少し窮屈に思えることがあります。
実際、私も登録したらすぐに連絡が来たのですが、忙しくて連絡を返せないでいると毎日のようにメールやSMSが来ました。
ただし、彼らは決して悪気があるわけではなく、求職者の立場に立った親切すぎるが故の行動であるということは理解しています。
従って、私の場合は申し訳なかったのですが担当者に転職を焦っていないことを改めて伝えることで、連絡の頻度を落としてもらいました。
デメリット③:自分の意思をはっきり伝えないと振り回される
これは【マイナビエージェント】に限ったことではありませんが、転職エージェントはそのビジネスモデルの都合上、できれば短期間でより多くの求職者をさばきたいニーズがあります。
従って、矢継ぎ早に企業を紹介してきます。
私はこの彼らの仕事の早さが結果的に功を奏してくれたのですが、人によってはペースが早すぎるかもしれません。
そういった場合は自分の意思をはっきりと伝えることで、転職活動のペースを落としてもらうようにしましょう。
特に忙しい平日を縫って活動しているわけですから、たまにはマイペースで活動を進めたい時も出てくると思います。
次にメリットで、こちらは5点あります。
業界トップの求人数
独占案件が多い
関東エリアの求人が多いので首都圏で転職先を探せる
20~30代の転職サポートに強み
紹介先企業との太いパイプ
メリット①:業界トップクラスの求人数
1点目のメリットは何といっても、業界トップの求人数で公開求人・非公開求人合わせて37,500件以上を保有していることでしょう。
【doda】や【パソナキャリア】に比べると少し見劣りするのですが、それでも十分多い水準です。
また、大手総合転職エージェントだけあって、メーカー、商社、医療など、幅広い業界の求人がありますし、職種も幅広いので、異業種にチャレンジしてみたいという方だったり、別の職種に興味があるという方にはおすすめです。
メリット②:独占案件が多い
2点目のメリットは、【マイナビエージェント】が保有する求人は約4割が非公開求人であるため、独占案件が多いということです。
独占案件というのは、そのエージェントしか保有していない求人になりますので、他のエージェントから応募が来ることがなく、競争率が低い傾向にあります。
従って、条件がいい求人を低競争率で受験したいという方にとっては、この上ないメリットとなります。
メリット③:関東エリアの求人が多いので首都圏で転職先を探せる
3点目のメリットは個人差があるかもしれませんが、一都三県で転職を考えている方にとっては強みと言えるでしょう。
実際、私も登録して求人情報を確認してみましたが、首都圏の求人は約65%を占めていました。
転職先を検討するときの要素として、勤務地は大きな比重を閉める要素のうちの一つと考えます。
従って首都圏エリアで職を探している方は、まずは登録しておけば損はないと思います。
また、首都圏メインとは言いつつ、関西圏の求人もそこそこあるようですので、関西圏の方もまずは登録して求人を見てみるのが良いと思います。
メリット④:20~30代の転職サポートに強み
マイナビには多くの人材サービスがありますが、【マイナビエージェント】は社会人として脂の乗っている若手・中堅の20代〜30代の転職サポートに強みがあります。
特に中堅にもなってくると、社会人として幅広い経験をしているはずですので、どの実績を強くアピールすべきか悩みどころですが、【マイナビエージェント】ならプロの視点でキャリアの棚卸とアピールポイントの整理をしてくれるはずです。
実際、私も登録後にキャリア相談をしてもらい、どのような業界を受け、その業界でどの実績をアピールすべきかの相談に乗ってもらいましたが、的確なアドバイスをしてくれたので、信頼No.1は伊達じゃないと感じました。
メリット⑤:紹介先企業との太いパイプ
5点目のメリットとして、【マイナビエージェント】は他のマイナビのサービスと合わせて築き上げた紹介先企業との太いパイプがあることです。
この紹介先企業との太いパイプというメリットは非常に重要です。
なぜなら、このような太いパイプを持ったエージェントは、紹介先企業の担当者との連携が取れているので、志望業界や志望企業の詳しい説明はもちろん、選考の攻略方法や職場の雰囲気などリアルな情報を提供してくれます。そして、紹介企業のメリットだけでなく、デメリットも伝えてくれるので、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
また、情報提供の側面だけでなく、選考の面でもあなたを強力にプッシュしてくれるので、選考にも有利になる傾向があります。
【マイナビエージェント】利用の流れ
ここまでで【マイナビエージェント】の特徴とメリットデメリット、そして評判を見てきましたがいかがでしたでしょうか?
転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、彼らのリードに任せれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、【マイナビエージェント】登録後の流れを紹介します。
ステップ1.会員登録
まずは【マイナビエージェント】の公式サイトにアクセスし、「マイナビエージェントに登録」ボタンを押下します。
「マイナビエージェントに登録」ボタンを押下すると、上記のようなスクリーンショットの画面に遷移できますので、必要事項を入力し、登録を進めましょう。
最後まで入力し、【マイナビエージェント】から登録完了のメールが来たら登録完了です。
ステップ2.面談日程の調整
登録が完了すると、担当キャリアアドバイザーが内容を確認次第、メールか電話で面談(キャリアカウンセリング)の日程調整について連絡がきます。
ステップ3.面談
日程調整後、面談に臨みましょう。
特に何も準備しなくていいはずですが、求められたら履歴書と職務履歴書を準備しましょう。
また、今のご時世はWeb面談がメインのはずですので、自宅から面談が可能です。
なお、初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- 転職するべきかどうか
- あなたのキャリアの整理
- 内定をもらえそうな業界・企業はどこか
- 転職についての要望の深堀
面談で気づくことも多く、キャリアアドバイザーに意見をもらえば、考えがまとまっていき、自信を持って転職活動を進めることができるでしょう。
ステップ4.求人紹介
求人紹介は、面談(キャリアカウンセリング)での内容を踏まえ、電話やメール、会員専用ページで後日行われます。
求人に不明点がある場合は遠慮なく、キャリアアドバイザーに質問をしましょう。
また、紹介された求人に応募するかどうかは自由ですので、気に入らない場合は無理に応募する必要はありません。
そのような場合は再度面談、もしくは会話を通して、希望を伝え直しましょう。
ステップ 5. 選考対策
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も添削してくれます。
また、応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのような志望動機を語ればいいのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといった面接のアドバイスを貰います。
また、希望をすれば模擬面接もしてくれますので、最大限エージェントを使い尽くしましょう。
また、場合によってはWebテストを受けさせられる場合もあるので、これも対策が必要です。
Webテストの対策方法については以下の記事で記載しています。
ステップ 6. 選考
選考の日時の設定は担当のキャリアアドバイザーが全て行ってくれます。
アドバイスをもらったことを念頭に全力で挑みましょう。
また、転職エージェントを経由するメリットの一つに選考後にエージェントによって選考のフォローをしてもらえることがある点です。
選考後にキャリアアドバイザーから面接後の感想を聞かれると思うので、そこで面接における懸念点を伝えましょう。
この懸念点をエージェントから企業に伝えてもらうことで、選考通過率が上がる場合があります。
また、もし選考に落ちてしまった場合は、担当のキャリアアドバイザーが紹介企業の採用担当からフィードバックを受けていることが多いので、次の選考に生かせます。
ステップ7.内定と入社・退職手続き
さて、無事に内定が出たら内定先企業への入社手続きと現職の退職手続きです。
内定先企業への入社手続きは担当のキャリアアドバイザーが基本全て代行してくれるので、特に気をつけるべきことはありません。
問題は退職の方かと思います。
キャリアアドバイザーと相談しながら、円満退職を目指し、引き継ぎを早めに全て済ませて余裕を持って退職しましょう。
まとめ
ということで、今回は転職を考えている方向けに【マイナビエージェント】についての説明とメリット・デメリット及び評判まで紹介しました。
贔屓目かもしれませんが、私は【マイナビエージェント】に転職でお世話になった経験がありますし、実際に他のサービスと比較してみても優良サービスだと思います。
是非、登録して頂き、キャリア面談を受けていただくとそれを実感できると思います。
なお、【マイナビエージェント】以外にも転活で役に立つサービスを以下の記事で紹介しているので、よろしければ参考にしてください。
↓第二新卒・若手向け
↓一般社員向け
この記事が転職を考えている方にとって少しでも有益な情報になっていれば幸いです。